メス猫が発情期に入っているのかもしれません。発情期になると外陰部が腫れ、透明で粘着性のある分泌物が現れます。成熟したメス猫は、春と秋の年に2回発情期を迎え、それぞれの発情期は約7日間続きます。メス猫は発情期には体が弱り、外陰部が腫れるため、入浴させることができません。
メス猫が妊娠している可能性もあります。通常、猫の妊娠期間は約63日です。妊娠60日前後になると膣からピンク色の分泌物が流れ出てきて、猫が出産間近であることを示します。ペットの飼い主初心者にとっては、こうした状況は理解できないかもしれません。母猫のお腹が膨らんでいるか、乳首から乳状の液体（ミルク）が搾り出されているか確認することをお勧めします。もしそうなら、母猫は妊娠していて、出産しようとしていることを意味します。
メス猫がまだ出産しておらず、膣分泌物が白く悪臭を放っている場合は、膿、つまり子宮の化膿や膣の炎症の可能性があるため、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
